家具の匠がいるお店＝信州木工館＝

一番、好きなマツさんの笑顔は、こんな穏やかなサッカー選手らしくない柔らかな表情。



練習や、試合のとき　写真を撮るとだいたい　いつも叫んでいるか　怒っているか、の表情しか撮れなかった。
そんな熱さも含めて、サッカーが大好きで大好きで仕方ない　って感じなところが、一番の魅力でした。
魅力でした。と　過去形でしか書けない今の状況が、悲しすぎる。

どうしてだろう。まだ、やり残したことがたくさんあるのに。
無念で、一番悔しい想いをしているのは本人に違いないけど。

すぐ間近で　一流の選手のプレーが見られるなんて、しかも松本に元日本代表が来るなんて、夢にも思わなかった。
でもこの半年、松本市民をワクワクさせてくれた。「こんなに有名な選手が来んだから、今年の山雅は何かが起こる」　と。

松本に来てくれて、山雅を選んで来てくれて、熱いプレーを近くで見せてくれて、ありがとう。
サッカーに全く興味のなかったうちの長男も「あの、３番が　かっこいい」といって、夢中になって応援していた。
震災のあと、FC東京との試合の日に、「松田選手が持っている募金箱にお金を入れたい」という　ちびっ子ばかりで、松さんの前には　長い長い列ができていたことも。
それら　すべてすべて含めて、こんなにみんなから愛されていた選手なのに。
悲しすぎる。

悲しいけれど、志半ばの松さんの想いを、ぜひ　松本山雅FCの選手たちは、背負ってマツさんの分も　頑張って欲しい。

ご冥福をお祈り致します。
ありがとうございました。